2010年9月20日月曜日

[537] Samadhisound 001-010

デイヴィッド・シルビアンのレーベル サマディーサウンド
美しきアンビエンス


sound-cd ss001
David Sylvian - Blemish(2003)
『Blemish』は元ジャパンのフロントマン、デヴィッド・シルヴィアンにとって1999年の『Dead Bees on a Cake』以来となる待望のニュー・アルバムだ。前作は夫人のイングリッド・シャヴェイズに捧げられた愛の賛歌というべき一面をもっていただけに、華麗で幸福感あふれるジャズ/アンビエント的なトーンに包まれていた。だが本アルバムはがらりと一転、苦悩に満ちた内容となっており、時には憎しみすら感じさせる。親しみやすいとはいえないが、聴きごたえは前作に勝るとも劣らない。たとえばオープニングを飾るタイトル・トラック。長大で苦渋をにじませた大曲で、愛する人との破局が語られる中、ギター・コードが揺らめき、時おり暴力的な響きによって中断される。
インプロヴィゼーションを得意とするイギリスのヴェテラン・ギタリスト、デレク・ベイリーとの大胆なコラボレーションが3曲ある。ベイリーによる俳句にも似たムダのない無調のトーンは、心地よさを求めてシルヴィアンを聴こうとする人に試練を強いるだろう。また、「The Only Daughter」のCDをスキップさせるかのようなスクラッチっぽいイフェクトもリスナーを困惑させそうだ。一方、「Late Night Shopping」はアヴァンギャルドなノイズを散りばめた耳障りなサウンドで不安をあおろうとする。だが本作は勇気あるアルバムだ。前作とは正反対の美しさをもった作品として評価したい。(David Stubbs, Amazon.co.uk)


sound-cd ss002
David Sylvian / Ryuichi Sakamoto - World Citizen(2004)
回を重ねるごとにシンプル化が進むこのコラボレーションは、3度目にして世界の調和をキーワードに。歌うというより、つぶやくシルヴィアンの声と素朴な演奏が彼のソロ『ブレミッシュ』にも通ずる。SKETCH SHOWも参加し、ひそかな“YMOヴァーチャル再結成”も。(「CDジャーナル」データベースより)


sound-cd ss003
Akira Rabelais - Spellewauerynsherde(2004)
Spellewauerynsherde: Spell. Wavering. Shard. Spell as in speaking, incantation, a digitally constructed matrix of words and voices, summoning up a strange, distant past. Wavering: the shivering of those voices as they dissolve and recombine in Rabelais... rich filtering systems, turning into pulsating, frequency rich drones. Shard: fragments, of voices, of ideas, of memories, of the past, brought back to life again. Spellewauerynsherde is built up from found sounds, field recordings of traditional Icelandic a cappella lament songs recorded in the late 1960s or early 1970s on Ampex tapes and then forgotten about. After discovering the neglected tapes, cleaning them up and digitizing them for a library, Rabelais became fascinated with the heartbreaking sadness of the voices and began to think of them as source material for a series of compositions.
~竹村延和との共演でも知られるアキララベリーの最新作。この長い単語のタイトルの意味は、分解すれば、Spell. Wavering. Shardになります。その名の通り、単語や文字を読み上げるヴォイスをフィルタリングしたサウンドに、1960年代から1970年代初頭にアイスランドでフィールド・レコーディングされたサウンドを組み合わせて制作された作品。David SylvianのレーベルSamadhi~~ Soundからのリリース。果てしなく美しいサウンドスケープ。宗教的な歌声。アンビエント作品の傑作でしょう。美しいアートディレクションはDavid Sylvian!~(amazon.co.jp)


sound-cd ss004
Harold Budd - Avalon Sutra(2004)
ハロルド・バッドはしばしばアンビエントのミュージシャンと呼ばれるが、彼がブライアン・イーノと何枚かアルバムを録音しなかったら(『Ambient 2: The Plateaux of Mirror』、『The Pearl』)、彼はきっと現代室内楽の作曲家になっていただろう。実際に彼がアンビエントの室内楽の名づけ親で、そのスタイルはせつなくも美しいメロディー、絶え間ないメランコリー、そして深淵な宇宙と大気の感覚が特徴。現在68歳のバッドはこう語っている。これが潮時で、自分は『Avalon Sutra』を辞世の句としてだけでなく、マイナーキーのキャリアの最高傑作として、去ると。 小作品がいくつも収録され、そのほとんどがあまりにも短く、バッドはストリング・カルテット、ジョン・ギブソンの風、アンビエントな雰囲気の中に自分のピアノを織り込んでいる。バッドの音は思い出に取り憑かれ、詩的なタイトルの多くが人生経験に由来しているようだ。数曲は「A Walk in the Park with Nancy (In Memory)」のように献呈されているものもある。のびのびとしたミュージシャン、バッドはしばしばその時々で曲を即興でやった。「Rue Casamir Delavigne」はキーボードの低音で組み立て、バッドのアコースティックとエレクトロニック・ピアノの内なる会話となっている。『Avalon Sutra』の固まったフレームにもこうした即興が他にも何曲かあり、内なるロジックはストリング・カルテットのアレンジ「Three Faces West」あるいは「L'enfant Perdu」で熟考されている。実際、バッドの即興はつねに、完全に作曲された音を出していた。ピアノの繊細な音が暖かい日につららを溶かしていくように。2枚目のボーナスCDもあり、アキラ・ラブレーによるエクステンデット・リミックスもある。ラブレーはバッドの小作品のひとつを取りあげて、さらに熟考できる域まで広げている。「As Long as I Can Hold My Breath (At Night)」はスローモーションの華麗な曲に変身。どちらのディスクを聞く時も、時間をとってゆったり聞こう。このあいまいで変形する世界に浸りたいから。きっとそうしてよかったと思うはずだ。(John Diliberto, Amazon.com)


sound-cd ss005
David Sylvian - The Good Son vs The Only Daughter (The Blemish Remixes)(2005)
シルヴィアンの最高作との評価も多い『ブレミッシュ』のリミックス集。レディメイドFC、バーント・フリードマン、半野善弘、池田亮司ら、世界的に評価の高い先鋭アーティストのリミックスは、歌を活かした別ヴァージョン集的なシックな音世界が秀逸。(「CDジャーナル」データベースより)

sound-cd ss006
Nine Horses - Snow Borne Sorrow(2005)
david sylvian & steve jansen & burnt~ friedmanの3人によるアルバム。davidのファンでありながら最近のアルバムは近くを感じなかったが、これは断然聞ける。davidの最初の頃のソロに通じるものを感じた。一見小難しく思える音は自由で、足もとがしっかりした落ち着きを放ったような、それでいて内への心地よい圧迫感が寂しくも懐かしい、そんなふうに感じる。steveの参加もかなり影響あるのか、安心して耳~~を任せられた。2曲目では涙が出そうだ。坂本龍一、ユカフジイをはじめ、参加アーチストも豪華。アートワークもいつも注目していて楽しみにしている。こちらも申し分ない。~(by ryu/amazon.co.jp)


sound-cd ss007
Nine Horses - Wonderful World(2006)
前半2曲はアルバムと全く同じで、後半はアルバム未収録曲。ベースやギター、サックスなどにアナログ楽器を選んでるだけあって、どこかしらジャズっぽさを纏ったエレクトロニカに、ロックっぽいところもあるという非常に形容の難しいオリジナルなサウンドを展開したプロジェクトだったが、本シングル表題曲はアルバムのトップにも収まっている訳で、本プロジェクトの音を代表するようなサウンドとして位置づけられていたのだろう。 心象風景の吐露が創作の核にある一連のデヴィのソロ作品に較べると、音作りとチーム作業を行うことが優先されたプロジェクトだったように思うが、精神衛生的なバランスを取る意味でもこの共同作業は必要だったのではなかろうか。 キャッチーさに欠ける地味な曲が多いため星は渋めに点けたが、どの曲もデビ特有の粘っこい低音ボイスが堪能でき、またそれが生楽器の音を効果的に取り入れたサウンドともマッチしている。(by イッパツマン/amazon.co.jp)


sound-cd ss008
Derek Bailey - To Play - The Blemish Sessions(2006)
デヴィッド・シルヴィアンの傑作『ブレミッシュ』のために録音されたデレク・ベイリーのソロ・セッションをシルヴィアン自身が纏めた作品集。最初にお断りしておくと、私はこの孤高の即興演奏家の熱心な聴き手ではないし、わずかばかり所有する作品に耳を傾ければ、難解な哲学講義を拝聴するが如く退屈を感じてしまうというのが正直なところ。そんなリスナーにとり、本作は思いの外雄弁でフランクに感じられる。それはベイリー翁の狷介な印象を僅かばかり覆すものだ。それはこのセッションが、眼前には存在しない大西洋の向こうに待つ歌い手(シルヴィアン)に対して、あるいはこれから紡がれるであろう新たなる歌を念頭に置き奏されているからで、その意味では、厳密に言えばここでの演奏はベイリーのソロではない。ベイリーとシルヴィアンの接点がいつから有ったのかは寡聞にして知らないが、ここでの演奏は近年の最新録音技術(大友良英氏の実作者の経験と想いを含んだ解説が詳しい)を使った、二人の交感の希有な記録である。そうした点からも本作はシルヴィアンの『ブレミッシュ』と共に永く記憶されるべき傑作である。 最後にシルヴィアンのミキシングも特筆ものの素晴らしさ。 (by t-izu/mazon.co.jp)


sound-cd ss009
David Toop - Sound Body(2007)
評論家/サウンド・アーティストのDAVID TOOPのアルバム。音楽ではなくまさにアンビエンスで、ヴァイオリンや琴などの弦楽器や様々な打楽器、そしてフィールド・レコーディングやエレクトロニクスにより、静寂の中に微かな音の断片が現れては消える。(spiral.co.jp)


sound-cd ss010
Nine Horses - Money For All(2007)
ナイン・ホーセスの、実質上のセカンド・シングルとなるだろうミニ・アルバム。 シングル曲と呼んで構わないだろう「マネー・フォー・オール」と「ゲット・ザ・ヘル・アウト」を筆頭に、輸入盤でアルバム『スノー・ボーン・ソロウ』を買っていた人には嬉しい、日本盤ボーナス・トラックだった「バーズ・シングス・ゼア・ライヴス」と、4曲のバーント・フリードマンによるリミックス、表題曲の別ヴァージョンとで構成されている。 シングル曲は2曲ともアップ・テンポで、小気味良い傑作曲。「マネー・フォー・オール」は女声コーラスが、「ゲット・ザ・ヘル・アウト」は挿入される弦楽器の調べが美しい。ともに、ライヴでの演奏も期待される。 リミックス(と別ヴァージョン)は、よくありがちなギッチンギッチンの浪費テクノ・リミックスなんかじゃあなく、楽曲の素質を活かした――デヴィッド・シルヴィアンの『オンリー・ドーター』を思い出すといい――聴きごたえのあるリミックス。荒げたギターの音色が付加されていたり、弦楽器が加わっていたりなどするが、どれも透明でしっとりとしており、根底に響く「歌」を破壊していない。寧ろやわらかく包んでくれている。 筆者はこれを、睡眠の友としている。心地好いリラックス感が得られる、至福の音世界だ。(by KEN "生悟"/amazon.co.jp)





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[536] Dominique Lawalrée - Clandestin

美しい倦怠な調べ──ジャケットそのままの世界感
ベルギーの孤高(孤独?)の作曲家ドミニク・ロワルリーの環境音楽作
(今はメディテーション向けの音楽作品を発表しているようです)


Label: Editions Walrus
Catalog#:WLS 11
Format:Vinyl, LP
Country:Belgium
Released:1982


A1 Rainy Sunday : Dimanche Pluvieux 6:32
A2 Le Secret Blanc 14:27
B1 a Maison Des 5 Éléments 9:33
B2 Please Do Not Disturb 2:05
B3 Millénaire (2 Claviers) 5:02
B4 Now Peace For Beatle John 1:57


Artwork By [Cover Painting : Le Kiosque En Hiver] - Micheline Boyadjian
Photography [Le Kiosque En Automne] - Phillippe Ruelle
Piano [Bösendorfer], Electric Piano [Hohner, Wurlitzer], Synthesizer [Yamaha Cs80, Roland String], Percussion, Producer - Dominique Lawalrée
Recorded By, Mixed By, Producer - Jean-Pierre Hermand


秋から冬の夜更けに一人でこっそり聴いているレコード。ジャケットの絵が懐かしいような悲しい感じで何とも言えない。裏ジャケットのクレジットによるとこの1954年ブリュッセル生まれのDominique LawalreeはWurlitzerやYAMAHAのシンセサイザーCS80を使って独りで録音しているらしい。曲名「Rainy Sunday」「Please do not disturb」「Now peace of beatle john」も良い感じでグッとくる。立花ハジメさんがウーリッツアーだけで録音したアルバム『Low Power』も似た雰囲気があるがこのアルバムには勝てない。
http://www.endi.jp/music/2.html


Dominique Lawalree - Brins D'Herbe by 番外編

2010年9月19日日曜日

[535] Lol Creme/Kevin Godley - Consequences



元10ccの音響(?)サイドによるオリジナル楽器(一種のギター・アタッチメント)
ギズモの可能性を追求したモダンポップ×アンビエント作品
エスキベル的なところがありOcean of Soundに収録されてそうな音です


Label:Mercury, Mercury
Catalog#:CONS 017, 6641 658
Format:3 x Vinyl, LP, Album
Released:1977


Part One
A1 Seascape 2:51
A2 Wind  3:54
A3 Fireworks 1:00
A4 Stampede 6:14
A5 Burial Scene 3:07
B1 Sleeping Earth 6:42
B2 Honolulu Lulu 0:56
B3 The Flood 10:19
Part Two
C1 Five O'Clock In The Morning 3:53
C2 Dialogue 4:05
C3 When Things Go Wrong 3:42
C4 Dialogue 6:40
C5 Lost Weekend  4:50
D1 Dialogue 6:25
D2 Roise 3:07
D3 Dialogue 1:06
D4 Office Chase 2:34
D5 Dialogue 4:17
D6 Cool, Cool, Cool 2:53
D7 Dialogue 0:07
Part Three
E1 Cool, Cool, Cool (Reprise) 0:30
E2 Dialogue 0:47
E3 Sailor 2:10
E4 Dialogue 5:10
E5 Mobilization  1:45
E6 Dialogue 2:12
E7 Please, Please, Please 1:57
E8 Dialogue 5:49
F Blint's Tune (Movements 1-17) 14:17


10CCから分かれたユニーク2人組の大長編コンセプトアルバム。アイデアとセンスのかたまりのような人たちで、この後の作品も面白い。
P. S. LP初版を復刻したボックスが出た。ブックレットはもちろんかつての中袋まで再現しているのに、CDは2枚にまとめてしまっているのがやや画竜点睛を欠くと言わざるを得ないが、まあ中身はすばらしいので許す。ギターアタッチメントのギズモをはじめ、ストーリー展開に合わせて多用される特殊効果は、今ならばデジタルでいくらでも処理できるだろうが、25年前、ローテクとアナログでここまでやり尽くしていたというのも驚きなら、この流麗な展開の見事さと余裕は到底再現できまい。サラ・ヴォーンのボーカルまで聴ける。二人の天才が存分に発揮された空前絶後の傑作という認識を新たにした。
http://www6.plala.or.jp/rim-mei/mlistgg.htm


長い間廃盤だったが、2000年12月、アメリカOne Way Recordsより、めでたく再発売!日本盤紙ジャケ復刻盤(限定盤)も発売中。なくなる前にぜひどうぞ!10ccを脱退したゴドレー&クリームが、18か月の歳月をかけて製作した3枚組アルバム。彼らとマンチェスター工科大学が作ったギター・アタッチメント「Gizmo」を存分に使うために企画された作品である。そこから日本盤では「ギズモ・ファンタジア」と命名されている。LPでは第1・2面がギズモサイド、3・4・5面がミュージカルサイド、6面がコンチェルトサイドと呼ばれる。音楽はG&Cだが、物語の脚本を自ら書き男性の声を1人で演じてしまった俳優(コメディアン)のピーター・クックが、この作品のもう1人の主人公。ある日、突然発生したハリケーン。大自然の復讐が地球全土を遅い、人類は滅亡目前。その絶対の危機を救うのが、うだつのあがらぬ自然科学者のブリントだった…。というとSFかと思うでしょうが、モンティ・パイソン並のナンセンスドラマになってる…らしい。全文日本語訳が読みたいぞ。英語圏の人たちには、本作の熱狂的信者も少なくない。本国イギリスに、本作を特集したMr. Blint's Atticというホームページもある。ただし非英語圏に住む私は、面白さが直接伝わってこないので、何とも歯がゆい。全編2時間、音の映画なのだ。この作品は。
http://10ccfan.net/gc/01.consequences.htm


彼等が開発したギターアタッチメント型新楽器ギズモへ熱中したいが為に10ccの4th「びっくり電話/HOW DARE YOU」でグループを脱退したケヴィン・ゴドレイとロル・クレームの2人によるデュオ、ゴドレイ&クレームがリリースした彼等の1st「CONSEQUENCES(邦題:ギズモファンタジア)」が再発!「ギズモ・サイド」「ミュージカル・サイド」「コンチェルト・サイド」と銘打たれた3編に分かれた構成で、ギズモとスタジオワークを駆使して仕上げたパラノイア的なオーディオ・ドラマが聴き所。ジャズ歌手サラ・ヴォーンを迎えた名曲「LOST WEEKEND」は何度聴いてもイイ。
http://www.hmv.co.jp/en/product/detail/970838





ゴドレイ&クレーム Godley & Creme | 真夜中のブログ。
[0029] Godley & Creme / Consequences (U.K.) by music0021




[related]
Godley & Creme - Musical Excerpts from Consequences
10cc実験担当の二人による実験系問題作3LPの1stアルバム”consequences”の、スポークンワード部分以外の音楽部分からのハイライト抜粋によるUS promo盤1LP~。比類無き激激ヤバサウンド傑作。
http://www.outrecord.com/left_menu/lp/ghi.html

2010年9月14日火曜日

[534] Oval - O



2010年代の名作 もうすばらしいです


Label:Thrill Jockey, Headz
Catalog#:THRILL-JP 47, HEADZ 143
Format:2 x CD, Album, Remastered
Country:Japan
Released:18 Aug 2010


【CD1】
1. PANORAMA
2. AH!
3. SHHH
4. GLOSSY
5. STOP MOTION
6. SKY
7. BEIGE
8. BRAHMS MANIA
9. CINEMATIC
10. CRY
11. COTTAGE
12. I ♥ MUSIK
13. SALAMANCA
14. DOLO
15. DRICAS
16. CYPRUS
17. VESSEL
18. DYNAMO
19. FINIS
20. EMOCOR
21. ALPEN WIREFRAME※
22. WONDA※
23. INTENSIFY※
24. ENCORE※
25. 1983※
26. HAFF※


【CD2】
1. CITYBIKE
2. OSLO
3. IJ
4. RIVO
5. POMP
6. BLINKY
7. PARALLAX
8. KORAL
9. KOLOR
10. AUTO MATIC
11. DREAM OVER
12. PASTELL
13. MAGNIFY
14. DRIFT
15. ALLOVER
16. DERBY
17. FLAX
18. BERGEN BEST
19. MATINÉE
20. KUKICHA
21. 6 AM
22. FLAMINGO
23. RIVO II
24. GOODBYE
25. FONTAN
26. CO-ECHO
27. STOP MOTION II
28. VITESSE
29. SEPTEMBER
30. VOILÀ
31. VEGAS TOP
32. EXPO
33. LONELY
34. JAVA
35. KLACK
36. PROJECT EVERGREEN
37. RAINYDAY
38. BIG CITY NIGHTS
39. ROSAMMIE
40. GALLO
41. MAY TEA
42. CHRONOGRAPH
43. JANK
44. BREEZY
45. PRESS
46. FORM FAKTOR
47. TERMINAL
48. KARO
49. SWISS SUMMER
50. HAPPYEND




'90年代中盤、CDスキップを使用したエポック・メイキングな実験電子音響作品を世に送り出し、エレクトロニック・ミュージックの新たな可能性を提示して世界中にフォロワーを増殖させたオヴァルことマーカス・ポップ。自らが生み出したラップトップ・ミュージックの隆盛に嫌気がさし、遂には音楽業界からも引退してしまったマーカスが還ってきた。オヴァル名義としては2001年の『ovalcommers』以来、マーカスにとってもエリコ・トヨダとのユニット、soの2003年の1stアルバム以来となる新作アルバムはなんと全76曲収録の2枚組CD。CD1は「ミックテープ」、CD2は「スケッチブック」と自ら称し、それぞれ性格の違う作品となっている。マーカス自身がギターやドラムをはじめ全ての楽器を演奏し(全収録曲の作曲、プロデュースも本人)、それらを効果的にフィーチャーして制作されたトラックの数々は、これまでのオヴァルのイメージとは無縁ともいえる色彩豊かで清涼感に溢れるサウンドとなっており、懐かしさえ感じさせる。アルバムに先行して6月にリリースされた12インチ・シングル『Oh』(1000枚限定で、発売と同時にソールド・アウトとなった)で新たなオヴァルは予告されていたが、アルバムではそのサウンドを更に深化させた。歴史的名盤の2枚『systemisch』、『94diskont.』(Pitchforkの'90年代の100枚にも選出されている)で浸透した感受性豊かな抽象的で鋭利な電子音響の世界観を残しつつも、革新的かつタイムレスで、オーガニックかつ洗練されたサウンドを創り出している。自らが第ニのデビュー・アルバムと位置付ける程の自信作であり、批評的でありながらも「音楽」愛に満ちた作品となった。最近、新しい「音楽」に出会っていないとお嘆きの貴兄には必聴の作品です。
http://www.faderbyheadz.com/release/headz143.html




[related event]  oval Japan 2010
@代官山UNIT
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 ザ・ハウスビル
10.15(金)24:00~
LIVE :
oval
Keiichiro Shibuya (ATAK)
and more
http://www.unit-tokyo.com/
-patchware on demand-


@京都METRO
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
10.17(日)18:00 open/18:30 start
Special LIVE:
oval
Guest LIVE:PsysEx(shrine.jp)
DJ:Dj Tatsuya(Night Cruising)
http://www.metro.ne.jp/index.html


[533] Between - And The Waters Opened



ピーター・ミヒャエル・ハーメルロベルト・デトレ(Architectura Celestisは名作)らによる
ジャーマン・ミニマル・サイケ集団 二作目(ジャケット写真はCD再発盤:Intuition)


Label:WERGO / Spectrum
Catalog#:SM 1014
Format:Vinyl, LP, Album
Country:Germany
Released:1981


A1 And The Waters Opened 10:55
A2 Uroboros 5:35
A3 Syn 6:10
B1 Devotion 3:45
B2 Happy Stage 11:20
B3 Samum 5:40


アメリカ、アルゼンチン、ドイツ、オーストリア等、 様々な国籍のミュージシャンが混在する、ドイツの 音響瞑想プログレッシブ・バンド「BETWEEN」の 1973年に録音されたセカンドアルバム! 彼等の名曲"DHARANA"に似た"DEVOTION"、疾走する パーカッションにエフェクト処理した川の音を被せた "AND THE WATERS OPENED"など。こちらもレア度高いです。
http://www.ticro.com/search/B00004472/no_sub/detail/


メンバー間の交流/相互参加等GILAと共にPOPOL VUHと密接に関係するGerman Rockバンドの作品が待望のCD化!前作の中世/古謡志向は引き継ぎつつPeter Michael HamelのEffectを多用したkeyを大幅に導入、学究/実験志向をさらに強く打ち出した、よりGerman Rockらしい作品です。ボーナスとして'76年4月録音の未発表曲'Kalenda Maya''Former Times'を追加。【ボーナス2曲収録】
http://diskunion.net/progre/ct/detail/PGL-8659


BETWEEN: Between and the Waters Opened - INT3602-2 - NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー
#1249 Between / Dharana (1974) Cottonwoodhill 別別館

2010年9月12日日曜日

[532] va Eternal Blue Extreme: An Asian Tribute To Derek Jarman



デレク・ジャーマントリビュート


Label:Somnus
Catalog#:SM-001
Format:CD
Country:Canada
Released:1994


1 Merzbow - Marfan Syndrome For Blue 6:05
2 C.C.C.C. - Into The Blue Age 7:46
3 Juno - Voice So Blue 6:16
4 Otomo Yoshihide - The Garden Of A Nuclear Reactor (Blue Mix) 8:02
5 I.666 - Blue Cock 4:01
6 Aube - From The Deep In Blue 6:49
7 Otomo Yoshihide - Speed Star (Blue Mix) 4:37
8 PNF - D. The Blue 6:15
9 Z.S.L.O. - Nothing About Blue  8:39


('Blue' ラストシーンより)

[531] Specta Ciera - Meadow Return



Label:Audio Gourmet Netlabel
Catalog#:AGN017
Format:3 x File, MP3, EP, 320 kbps
Country:UK
Released:06 Sep 2010


1 Hiding In The Low Lands 4:57
2 Foot Bridge 6:12
3 Disappearing 2:59




Specta Ciera is a project pseudonym of American experimental sound designer Devin Underwood.
His work typically comprises of ambient drones, field recordings and avant garde electronics, although he is keen to experiment through different techniques as each release comes out.


Throughout his discography, Devin has self released his material periodically and has albums signed to labels such as Distance Recordings, Project 168, Secret Station, Circles and Lines Recordings, Luxus-Arctica Records and most recently, Earth Mantra.


His most recent production to date, is this 15 minute 3 track EP for Audio Gourmet, 'Meadow Returns'.
It opens with the graceful yet quirky 'Hiding In The Lowlands', featuring gentle sprinklings of piano composition, sprawled with electronic synth manipulations. This piece sets the scene in a warm and light hearted fashion, before the following pieces 'Foot Bridge' and 'Disappearing' explore more minimal, field recordings based territory.


This is a truly fantastic EP from Specta Ciera and we're delighted to bring this talented sound designer to your ears via Audio Gourmet.
http://music.audiogourmet.co.uk/album/meadow-return


spectaciera.com


<a href="http://music.audiogourmet.co.uk/album/meadow-return">Meadow Return by Audio Gourmet Netlabel</a>

[530] Bill Fontana - Landscape Sculpture with Fog Horns



サウンドアートの大御所 ビル・フォンタナ
ラジオ局KQED-FMからの音響彫刻作品


Label:KQED-FM
Catalog#:209034X
Format:Vinyl, LP, Album
Country:US
Released:1982


A Landscape Sculpture With Fog Horns. Installation Version, 1981 19:50
B Landscape Sculpture With Fog Horns. Live Radio Version, 1982 19:39




[related]
Bill Fontana - Sounds Of The Bay Area
Label:KQED-FM
Catalog#:FM88.5-2
Format:Vinyl, LP
Country:US
Released:1983


A1 A Ride On A San Francisco Cable Car 4:00
A2 California Sea Lions In Monterey Harbor 4:30
A3 A Mockingbird In A Tree 5:00
A4 Resonating Exhaust Ducts At The PG&E Power Plant At Elkhorn Slough 4:00
A5 Passing Flocks Of Redwing Blackbirds At Dawn 4:00
B1 Dawn In The Cliffs Above The Enterance To Bodega Bay 6:00
B2 For Horns And Surf Under The Golden Gate Bridge 6:00
B3 An Expansion Joint On The Golden Gate Bridge 5:00
B4 Amtrak Trains Going Through Level Crossings In Berkeley 2:00


Bill Fontana, First American Projects
Bill Fontana - Wikipedia, the free encyclopedia
Bill Fontana Sound Sculptures
クジラとこどもと、なにを歌おう。:二つの「音・作品」Bill Fontana 『Australian Sound Sculpture』とDavid Dunn 『Why Do Whales and Children Sing?』 - みみのまばたき
中川真 - パブリックアートの戦略:サウンドアートを事例として
2007年3月 ノイズの音楽化 - プリペアド・ピアノの場合 - Audible Culture

2010年9月11日土曜日

[529] 立花ハジメ - Low Power



うつむき加減のウーリッツアー環境音楽


Label:フォーライフ ミュージックエンタテイメント
Catalog#:-
Format:CD
Released:1997


1 地球より遠い
2 今日は何も考えない1
3 今日は何も考えない2
4 グリーン・アクセント
5 永遠のアイドル
6 永遠のバカンス
7 イン・マイ・ワールド
8 ロウ・パワー
9 ブルー・アクセント


名作『バンビ』以来5年ぶりの新作は,立花ハジメの楽曲をエレクトリック・ピアノ(ウーリッツァ)で演奏したインストゥルメンタル集。楽曲そのものの魅力とエレピの音色だけで聴かせる作品集だが,驚くほど多くの情報や刺戟を秘めたマルチメディア時代の異色盤。


アルバム『バンビ』発表後、グラフィック・デザインとコンピュータのアプリケーション・ソフト制作に主な活動の場を移していた立花ハジメの5年ぶりのオリジナル・アルバム。ウォーリッツァのエレキ・ピアノのみをハイファイ録音した9曲、21分40秒は“漂うメロディ”の世界。ハイ・エナジーなダンス・ミュージックではないロウ・エナジーなポップ・ミュージックです。アルバム・タイトルからストゥージズを連想できる人には、根底にあるユーモアが惑じられるはず。空間に溶け込むクラスター&イーノのアンビエント・ミュージックに近いものかもしれません。光の粒子のように音の粒が送り出されてくる音楽なので、場所や、音量や、天気や、聴く側の気分によって違って聴こえるはずです。これまでの作品が「結果的に先取り、しかもエバーグリーン」であったという点からも、興味のある人は本来のフォーマットである10インチ・サイズの初回限定パッケージを入手すべし。ファンなら当然マストです。 (鈴木祐) --- 1997年02月号


全曲エレクトリックピアノによるインストゥメンタル。小品集といった具合。アルバム一枚で21分弱というから立花ハジメのニヤケ顔が浮かぶ。エリック・サティやブライアン・イーノのような世界観がある。


この人はノン・ミュージシャンであろうとする人。のイメージ。これは前作バンビまでしばらく続いた音楽志向の揺り戻しのような作品。静かなウーリッツアの演奏のみで構成されたアルバム。抽象画家Gilles Caronのアートワークがとても印象的。アルバムタイトルのローパワーを文字通り受け入れるか、Iggy Pop & The Stoogesへのコミカルなメッセージと見るか、ある種の暗示的な迷走を描いたアートワークとゆったりしたアンビエントな音作りを末永く楽しみたい。
コード進行も調性も旋律も練習曲のように極めてシンプル。ゆったりした左手の伴奏と右手の旋律。演奏には立花ハジメ本人はかかわっていなかったけれど、レコーディング当時、マイキングとウーリッツアのコンディション確認の為にスタジオには姿を見せたというハナシを聞いたことがある。どことなく飄々とした作風が個人的にはとても気になる1枚。
http://www.amazon.co.jp/Low-Power-立花ハジメ/dp/B00005G5EA



[528] Evan Caminiti - West Winds



Label:THREE LOBED
Catalog#:TLR082
Format:12inch vinyl LP + download
Released:2010


1. Night Of The Archon
2. Westward Sun
3. Thunder Breaks The Dawn
4. Dust
5. Glowing Sky
6. Path To The Sea
7. Black Desert Blooming
listen_sample


Higuma、Barn Owlのメンバーとして、ソロではStudents Of Decay、Digitalisから作品を発表しているEvan Caminiti初となる2010年LP!!ハルモニウム、ピアノ、ゴング、アコギ、全てがレイヤー状に1本の帯と化す深淵な持続音。薄いボイスも重ねられている為Inca OreやGrouper的なミステリアスな要素も有ります!!ダウンロードクーポンが付属!!ジャケの作りも素晴らしい!!
http://art-into-life.com/?pid=23027809


evan caminiti is a guitarist full of big ideas and even bigger sounds. currently known as one-half of the san francisco bay area avant droners barn owl, caminiti has spent a great deal of time the past few years playing and recording gorgeous solo explorations focused primarily on the guitar, but, when need be, accented by additional instrumentation. following several prior releases, caminiti’s abilities have been honed to the razor sharp point of his new lp, west winds. three lobed recordings is proud to present this album, caminiti’s most mature and meditative to date.


west winds is a discourse on solitude and cosmic exploration set primarily to an open tuned guitar. it is a logical successor to caminiti’s strong, large(r) scale solo debut, psychic mud shrine (digitalis, 2009) and calls to mind roy montgomery, hex-era earth and popul vuh. the album is the result of caminiti’s six-month long focus on each song’s form and musical composition. over that span of time, caminiti assembled and came to know each song intimately, constructing a series of strong structural bases. that knowledge permitted him to record the final takes accentuated by numerous potent improvisational flourishes as heard on west winds. this long-form approach of adding chaotic, off-the-cuff elements to such long-crafted tracks is basically the opposite approach to that which is used within the context of barn owl. through its contemplative tone, west winds is the perfect soundtrack to your next night alone in the literal or figurative desert.


the album opens with the bold and transcendent “night of the archon” (click herefor a downloadable preview). caminiti coaxes a sustained wash of shimmering tones from his guitar that conjure the impression of heat illusions appearing just over the horizon on a long, straight, and otherwise abandoned road in the dead heat of summer. hazy and dreamlike, “night…” magically helps the listener lose track of time and space, and its close to nine-minute running time seems like mere moments slipping through the hourglass. once fully established, this hypnotic tone and mood is so pervasive throughout west winds - from the piano accents that punctuate “westward sun” to the desolate and lonely echoes of “dust” – that the listener certainly does not have to listen too hard to tell that caminiti has generated a full and complete thematic exploration that is undoubtedly cut from whole cloth. “black desert blooming” soundly closes the album in a din of bowed guitar that slowly gives way to sparse, understated notes. evan caminiti’s west winds is a bold and cohesive statement from a young artist already capable of recording greatness.


west winds is pressed on czech vinyl and housed within a spiffy mutli-colored silkscreen jacket bearing new artwork from caminiti. the album will be accompanied by a download coupon for DRM-free MP3s of the album. this one will be released on july 27 but copies pre-ordered from three lobed will ship as soon as they are on hand.
http://www.threelobed.com/tlr/tlr082.html



[527] Aquarelle - Slow Circles



Label:rest + noise
Catalog#:R+N001
Format:CD
Released:2010


01 Brill
02 Everything Changes Into Itself
03 A Good Egg
04 Clementine
05 In Days of Rust


ストイックな美しさが水彩画のように広がるドローンアンビエント。  
ギターを中心に、幾重にも重ねられたレイヤーの音の波がチリチリと細かなノイズと共に、ループしながら、徐々にかすかな光をまといながら、美しいきらびやかな瞬間を迎えるサウンド・パターン。これが思いのほかストイックに展開されていて、ただ単にぼんやりと聴くという作品でなくアーティストの真摯な情熱がサウンドからも伝わってくる、変な言い方ですけどエネルギッシュなドローンアンビエント作品です。500枚限定でアートワークはすべてハンドメイドとなっており、3人のフォトグラファーの美しい作品が封入されたとても凝ったパッケージとなっております。
http://www.pastelrecords.com/SHOP/aquarelle_pl-504.html


Tracks from ‘Slow Circles’ have been doing the rounds on the channel 1 playlist for some time now on Fluid Radio and we felt the release was long overdue a re-visit for those that may have missed out first time round…
After three years of multiple revisions and complete deletions, ‘Slow Circles’ was engendered as much by the music that adheres to it than by what does not.
Meaning at this point in the history of recorded music – where any- and everything can be and is available – what you leave out and avoid is just as critical as what few things remain. Still, there is much to be heard by Aquarelle (the aural moniker of Ryan Potts) on ‘Slow Circles.’ Tempered with static and distortion, the five extended tracks hold an illusion of stasis sourced from dozens of layers of acoustic, electric, and electronic instruments. Filtered loops overlap and repeat, erecting a pattern that links pure minimalism to an oblique and layered pop approach that unfurls with acoustic guitar, bells, and bits of percussion.
http://www.fluid-radio.co.uk/2010/06/aquarelle-slow-circles/


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