2010年11月1日月曜日

[546] Larry Heard - Sceneries Not Songs Volume One



リスニング・ハウス 瑞々しい宇宙 
─2007年にSpiral RecordsがELETRIC SOUL CLASSICSシリーズの一枚として再発


Label: Black Market International
Catalog#: BMI 020 LP
Format: Vinyl, LP
Country: UK
Released: 1994


1 Dolphin Dream 8:28
2 Tahiti Dusk 10:53
3 Midnight Movement 10:20
4 Snowcaps 5:26
5 Summer Breeze 7:41
6 Winter Winds And Chill 3:17
7 Caribbean Coast 5:19
8 One, Three, Five, Seven 5:20
9 Question Of Time 5:19


天才ラリー・ハードが本人名義で94年に放った最初のアルバム。ハウスミュージックを軸にしながらもダンスミュージックの枠を超え、プログレッシヴ・ロックやニューエイジ、アンビエント、現代音楽といったものに通じる深い精神性に根ざした独自の音楽性を確立!メランコリックで耽美的なメロディーが全編を貫くアームチェアー・トラベルの傑作。
http://store.spiral.co.jp/product/ItemDetail.do?itemId=730


後のデトロイト・テクノやディープ・ハウスなどに影響を与えたシカゴ・ハウスのオリジネーター、ラリー・ハードの本人名義による 1st アルバム。モロにB級SFなジャケットは、アルバムの内容を見事に反映してたもので、手掛けたのは中西俊夫。サイケかつ奇想天外なデザインが素晴らしい。なんでも当時、Major Force と Black Market Records は、ロンドンでオフィスをシェアしていたんだとか。ラリー・ハードといえばディープ・ハウス。なんだけど、このアルバムはリスニング志向で制作されたそうで、四つ打ちの曲はアルバム全9曲中3曲と少ない。そして、四つ打ちでない曲の方が面白い。生物の鳴き声を模した怪しげなSEなど、作中に溢れるイマジナリーな音は、リスナーを異境へとトリップさせる。また、ソウルフルで幻想的なメロディも健在。坂本龍一の 「音楽図鑑」 にも通じる無国籍なワンダーワールドで (本作はもっとコズミックで怪奇な音だが)、ディープ・ハウスに止まらない傑作。宇宙音楽好きは必聴。
http://bigflag.exblog.jp/7574804/



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